ミュージカル エリザベート
2015年 06月 19日
今年も観劇の季節到来。
帝劇にてエリザベートを観てきた。
3時間があっという間に感じるほど、引き込まれてしまった。
若干説明的過ぎるかと思ったが、狂言回しの尾上松也の軽妙な語り口が思いの外楽しめた。
主役の1人、トート役はWキャストで今日は井上芳雄。
これがまた私の壺にはまった。
声良し!歌良し!容姿良し!
パンフで見る素顔は素朴だが、舞台化粧をした容貌は妖艶。
爬虫類系。当に黄泉の帝王。
(上の写真は、化粧かなり薄め)
帰り道にて、高校生男子2人の会話。
「で、結局最後どうなったの?」
「王様と別れて、悪魔的な奴とくっついたんだろ」
………
別れるだのくっつくだの言う話じゃなくてー、
トートは死を象徴した者で、
ハプスブルグ家の崩壊とエリザベートの死を意味しているのだと。
そこまでは高校生には難しいかなぁ
by i-meisui
| 2015-06-19 21:55
| 歌舞伎・舞台