金沢ひとり旅 その2 主計町茶屋街

年明けからたっぷりの時間があったので、泉鏡花集成の中から、金沢を舞台とする作品を再び読み返してみた。

由縁の女
絵本の春
照葉狂言
化鳥
儀血侠血
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浅野川  卯辰山  久保市乙剣宮
暗がり坂  明かりざか
主計町  中の橋
         等々

まず久保市乙剣宮にご挨拶 鏡花の幼い頃の遊び場だったそう
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お宮の右裏からひっそりと暗がり坂へ降りていく

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塀をふんわりと苔がおおって

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静かである
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坂を下りきると、そこは昔ながらの料亭や茶屋が・・・
この朱色がなんともなまめかしく 
薄暗い鏡台をのぞきこんで化粧する姐さんの後ろ姿が見えてしまいそうだ

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本当に狭い狭い一角ながら、子供だった鏡花にとってはここが自分の世界の全てだったのだ。
そしてその外側は異界で、またこの家々の内側もまた底なし沼のような人間が住む世界だったのだろう

この裏路地を出ると、浅野川 ぱあっと明るくなる


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桜の季節はさぞ美しく幻想的でしょう
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中の橋も渡って戻ってきました

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綺麗に丈夫に作り替えられているけれど、昔は板を渡しただけのがたがた橋だったろう
何度も洪水で流され・・・この辺りはよく水がでたらしい

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「化鳥」の母子はこの橋のたもとに住み、橋を渡る人に一文の橋銭をもらって生活をしていた
一文の橋銭を払わない腹のふくれた鮟鱇博士 ↓ 鏡花記念館にて撮影 
一緒に写真は撮りたくナイ

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空の色が映ってやさしくてかなしい

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向こうに見えるのは大橋 大橋の向こうに見える丘陵が卯辰山 
昔は墓地だったからかお寺が多い
「由縁の女」では向山と称される

さて、ここで午後一時 
昼食は予約しておいた「いち稟」気軽に入れるお店でした。

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軒に昨夜の雪が若干残っており、2階の窓近くの席で淺野川を眺めながら 

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本当はシャンパン気分だったが無かったので
白ワインで、はじめまして金沢に乾杯
この日は乾燥しており喉がかわいた
ビールにしておけばよかったと、ちょっと後悔
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二階の座敷には、主婦四人組がちょうど食事を終えたところで、彼らが帰った後はのびのび空間を独り占め

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昼のメニューはお弁当のみ どれも丁寧に作られていて美味しかった。
接客も丁寧で優しい物腰。
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川の対岸の景色を、昔ながらのしもた屋やらお茶屋やらの屋根屋根を想像して・・・


食事を終えて、あかり坂を上って、



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ここは泉鏡花の生家跡
初心に返ってよく眺めてきました
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鮴の佃煮を買う
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因縁の姫様鮴・・・・・
が、ここで扱っている鮴は琵琶湖産
この辺りで獲れるごりは大きくてほとんどが料亭にいってしまうのだそう
おおきい鮴は美味しいのか?珍しくて高価なのか?




では、あちらの大橋を渡って、東茶屋街に向かうこととする
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by i-meisui | 2017-02-21 18:13 | | Comments(0)

平凡な主婦の暮らしの日記


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