金沢ひとり旅 その7( 最終回) 成巽閣雛人形展
2017年 03月 01日
和倉温泉から金沢市内に戻ると、ちょうど三時。風雨は相変わらず強かった。
兼六園内を散策し、成巽閣の雛人形展見る予定だったが、兼六園散策はあきらめ、成巽閣をゆっくり見ることにした。
成巽閣の正門前の道路を挟んで向かい側に、地図に載っていなかったが「兼六園上駐車場」を見付け、そこに車を停める。
しかし、正門の中にも数台停められるスペースもあった。
こんな天気の月曜の午後、来訪者は私だけだった。
玄関で靴を脱ぎ、薄暗い入り口の窓口で入館料を払い、更に薄暗い邸内に入っていく。
外は大雨なので雨戸が閉まっており、明かり取りに雨戸と雨戸の間が10㎝ほど開けてある。
外と室内を分けるのは雨戸のみで、よく保存できるものだと感心した。
室内の照明は、当時のままと思われる薄暗い灯りのみで、拝観者は私一人・・・
表と裏の受付に事務員さんが1人2人いるのみで、外の雨の音と風で雨戸ががたがた揺れる音と、なんの音かわからない音・・・
館内撮影禁止なので、写真はネット上からお借りしました。
が、撮影可能だったとしても、なんだか撮影してはいけないような気配・・・
なにか写っちゃいそうな感じで・・・
実際ネットからお借りした数枚の写真には、いろいろ写ってる気がするんですが、どうでしょう?
上 正面は謁見室 写真は雛人形が展示されていませんが、各部屋に沢山の人形や雛道具、屏風などが展示されており、圧巻!
兼六園内を散策し、成巽閣の雛人形展見る予定だったが、兼六園散策はあきらめ、成巽閣をゆっくり見ることにした。
こんな天気の月曜の午後、来訪者は私だけだった。
外は大雨なので雨戸が閉まっており、明かり取りに雨戸と雨戸の間が10㎝ほど開けてある。
外と室内を分けるのは雨戸のみで、よく保存できるものだと感心した。
室内の照明は、当時のままと思われる薄暗い灯りのみで、拝観者は私一人・・・
表と裏の受付に事務員さんが1人2人いるのみで、外の雨の音と風で雨戸ががたがた揺れる音と、なんの音かわからない音・・・
が、撮影可能だったとしても、なんだか撮影してはいけないような気配・・・
なにか写っちゃいそうな感じで・・・
実際ネットからお借りした数枚の写真には、いろいろ写ってる気がするんですが、どうでしょう?
上 正面は謁見室 写真は雛人形が展示されていませんが、各部屋に沢山の人形や雛道具、屏風などが展示されており、圧巻!
元の持ち主達の思いが憑依しているかのような古い雛人形達が、うつむき加減に、またはまっすぐ前を、または、なぜか男雛と女雛がそれぞれそっぽを向いて、色褪せた豪華な衣装、不自然なほど紅く鮮やかな唐衣、小さな小さな精巧な道具
謁見の間に敷かれたインド、ムガール帝国製の絨毯には、前田家の家紋三種が織り込まれた特注品だそうで。
階段を上って二階へ。
二階は一階と違い、数寄屋風造りのプライベート空間だそうで、壁の色や天井の造りが個性的。
誰もいない部屋をひとつひとつ見て回る。
最後の一室には、火伏せ人形が、あどけない顔でなぜか右斜め上を向いて、ぼつんと座っていた。
恐いでしょう!!?絶対恐い!
この写真(ネット)、誰が撮ったのかしら・・・撮ってはだめだよねぇ
お人形の目がこっちを向く前に、心で手を合わせて急いで退散した。
雛人形、雛道具、数が多く、見応えのある展示でした。
ほぼ一人で貸し切り状態で見学できて、とても贅沢な時間でした。
新幹線待ちの時間があまりなかったのですが、最後は不室屋で麩饅頭と加賀棒茶をいただき、金沢を発ちました。
長々と綴って参りましたが、これでひとりよがりの「金沢ひとり旅」の記録は終わりです。
最後まで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
謁見の間に敷かれたインド、ムガール帝国製の絨毯には、前田家の家紋三種が織り込まれた特注品だそうで。
階段を上って二階へ。
二階は一階と違い、数寄屋風造りのプライベート空間だそうで、壁の色や天井の造りが個性的。
最後の一室には、火伏せ人形が、あどけない顔でなぜか右斜め上を向いて、ぼつんと座っていた。
この写真(ネット)、誰が撮ったのかしら・・・撮ってはだめだよねぇ
お人形の目がこっちを向く前に、心で手を合わせて急いで退散した。
雛人形、雛道具、数が多く、見応えのある展示でした。
ほぼ一人で貸し切り状態で見学できて、とても贅沢な時間でした。
新幹線待ちの時間があまりなかったのですが、最後は不室屋で麩饅頭と加賀棒茶をいただき、金沢を発ちました。
長々と綴って参りましたが、これでひとりよがりの「金沢ひとり旅」の記録は終わりです。
最後まで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
by i-meisui
| 2017-03-01 15:00
| 一人旅