九月花形歌舞伎 陰陽師

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新作歌舞伎「陰陽師」は平安時代が舞台なので、

舞台の一場面一場面が、まるで王朝絵巻のように美しく、そして幻想的でした。

百鬼夜行、魑魅魍魎、大蛇の精、その眷属達、大百足、陰陽師、式神 等々

私の好きなモノ達が沢山登場したし、

夢のような舞台でした。 053.gif


歌舞伎座の最新技術を導入した舞台装置は、次から次へと素晴らしいセットが現れて、

贅沢な背景を楽しませてくれました。

セリフは現代的でわかりやすくしたそうで、

あらすじを読まなくても、理解できたのではないでしょうか?私はしっかり読みましたが。

(後ろに座ったおばさま達は、よくわかってなかったみたいだったけど)



一番ツボだったのは、蘆屋道満(片岡亀蔵) 

清明のライバルとして、映画やドラマでは憎き相手ですが、

今回は、常に周囲に式神のアゲハチョウをひらひらまとわりつかせながらの登場で、

なごませてくれました。

豪華な衣装は、ちゃんと平安時代の衣装で、
静御前が島田結ってるといった古典歌舞伎風の衣装ではなくて、良かった。

安倍晴明(染五郎)は美しく透明で、あまり大きな立ち回りはなく、存在感のない存在感、感じましたよ。
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桔梗の前(七之助)の声が良く通って、安定感、存在感があるのに感心、
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滝夜叉姫(尾上菊之助)の丸みのある優しい声が、女っぽくて、
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海老蔵の平将門は、生首が良かった。   て・・
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勘九郎(源博雅)は素朴で人の好さが、当たり役。
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半沢直樹で憎まれ役のはまり役、愛之助はここでも悪の親玉~
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実質的な主役はこの方かも
藤原秀郷(尾上松緑) この出で立ちだけが平安ぽくない。江戸入ってる。 
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不安定なお天気にハラハラさせられた一日でしたが、

別世界を旅してきたような3時間でした。
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by i-meisui | 2013-09-09 00:09 | 歌舞伎・舞台

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