ルーブルへ行った日《旅の記録7》
2014年 04月 03日
前日の市内観光は、半袖で歩きたいくらいの暖かさだったのに、
この日の天気は、
噴水も寒々しい・・・・・
陰鬱な天気
ガイドブックには、9時オープンと書いてあったのに、
いつまでたっても開かず、開いたのは10時半。
どうやらスト予告がでており、解決したのがその時間らしい。
ピラミッド前は長蛇の列。
この日は丸一日ルーブルで過ごす予定だったので、お天気も時間も関係なかったのですが。
ミロのヴィーナスは大勢の人に見られて、なんだか苦笑いをしているように見えましたよ。
「はぁ、まいっちゃうわね、もう・・・腕があったら前隠したいんだけど・・・・・疲れるーー」
地味だけど、娘がやたらと気に入っていたコーナー
ゴージャスすぎるナポレオン3世の居室
ついついクルを思い出してしまうあれこれ
↑ この手と目と口がクル~
↑凶暴化してる時のクル~
この日が一番足が疲れました。
この日、一番の思い出は・・・・・
モナリザの前で出会った日本人の青年。
押し合いへし合いのモナリザの前は、最もスリに狙われる場所ということは、有名な話。
私たちがそんな話をしながら、その人混みに近づいていくと、前にいたその青年が振り返って
私たちを見て、ぽつりと、
「やられちゃいました・・・・・」
と、チャックの開いた鞄を見せたのです。
「あんなに言われていたのに・・・知っていたのに・・・・本当にやられちゃいました・・・・」
!!!「パスポートは?大丈夫?」なんて声をかけてあげてよいのやらわからず、それだけ。
パスポートは大丈夫だったようです。
もし、自分だったら・・・もうパリへ来た喜びもなにもかも吹っ飛んでしまうでしょう。
ほんとにお気の毒な人。
一人旅のようでしたが、帰りにインフォメーションで被害届をだしているらしい姿を見かけました。
その後、どうしたかなぁ・・・
私がお昼に食べたキッシュロレーヌ
夕食
足は疲れたけれど、記憶の中には「本物を見た」素晴らしい思い出がぎっしり。
(あの青年のことはほろ苦い思い出に)
見たかったものもほとんど見られました。
修復中で見られなかったモノは次回のお楽しみとして。
はたして次回はアルのでしょうか?!
by i-meisui
| 2014-04-03 22:07
| 旅