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藪蕎麦と落語

亭主殿の同窓生が遅咲きの
落語家となり、昨年真打ちに昇格したとのことで、やや落語づいてる今日この頃。

上野の黒門亭へ聞きに行きました。

寄席じゃないんですここ。
落語協会の一室、時に練習場、というような場所。

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一番後ろの壁にもたれられる席で、足を崩して。

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前座、二枚目、真打ち、真打ち、二枚目と、この日は「トリが二枚目」という趣向だそう。
上手いのなんのは置いといて、
やっぱり生(なま)はいいね。
ここでは、太鼓、三味線も生演奏。
江戸言葉の歯切れの良さ、スカッとする。
上方落語も聞いてみたくなりました。

近ければ、ふらっとちょくちょく聞きに来たいと思った。
午前、午後、それぞれ2時間くらい、それぞれきどせん千円。

気軽にふらっと立ち寄っても大丈夫。
黒門亭はこちらをクリック


さて、午後からの落語の前、ちょっと遅いお昼に、近くの蕎麦屋で一杯。

上野藪蕎麦 空が青い。いいお天気でした。
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お酒を頼むと、ちょうど徳利が空になる頃にお蕎麦を持って来てくれる。忙しいのにちゃんと見てくれてる。

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ここでもやっぱり鴨せいろ
亭主殿は天せいろ



by i-meisui | 2017-01-28 20:38 | 歌舞伎・舞台

シネマ歌舞伎 阿古屋

初めてシネマ歌舞伎を見た。

シネマ歌舞伎、見逃した演目が上映された時にいいかもしれません。

昨年10月に歌舞伎座で上演された『壇ノ浦兜軍記』の「阿古屋」が、今月シネマ歌舞伎に登場。

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(画像はお借りしました)
生で見たかったー

シネマ歌舞伎の感想。
良いところも悪いところもある。
舞台裏やメイキングを見ることができて、より理解が深まる。
が、
舞台は映像になると、とたんに遠くなってしまう。
マイクを通した音も、クリアすぎる。
結論、
舞台は、席を取り、おしゃれして、お弁当を買って、会場のざわめきと空気と匂いとワクワク感を感じ、今生きている役者と一対一の一期一会を楽しむ場。

同じ演目が再演されることもあるかもしれません。

阿古屋を演じられるのは、世の中に坂東玉三郎だけだそうです。あとを継ぐ役者が早く育ってほしいものです。





by i-meisui | 2017-01-12 16:01 | 歌舞伎・舞台

壽初春大歌舞伎 夜の部

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平成二十九年 初歌舞伎

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今回は更に良い席が取れた。 1階1列7番    神席032.gif  
正月料金007.gif でもいいのだ。
なぜなら、今回は玉三郎の「傾城」の舞踊が見られるから!

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私は座高が高いので、最前列でも舞台上面が見えるのだ。

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手すりの向こうは花道をくぐる階段。赤い部分が花道。緞帳が近すぎて写真に収まらない。

左手を伸ばせば(のばしませんが)、ちょうど七三あたりで、下から見上げる愛之助のりりしいこと


演目と配役は


夜の部

北條秀司 作・演出

一、井伊大老(いいたいろう)

(スマホでは、下の配役表、見にくいかもしれません)
井伊直弼
仙英禅師
長野主膳
水無部六臣
老女雲の井
宇津木六之丞
中泉右京
昌子の方
お静の方
幸四郎

染五郎
愛之助


高麗蔵
雀右衛門
玉三郎

   五世中村富十郎七回忌追善狂言

二、上 越後獅子(えちごじし)

角兵衛獅子

鷹之資

  下 傾城(けいせい)

傾城
玉三郎

三、秀山十種の内 松浦の太鼓(まつうらのたいこ)

松浦鎮信
大高源吾
お縫
宝井其角
染五郎
愛之助
壱太郎
左團次

井伊大老は、井伊直弼のこと。今年の大河ドラマ「井伊直虎」に因んでのことでしょう。
セリフ劇です。場面はほとんど変わらず、動きもほとんどなく、長い台詞が続きます。
目の前で、幸四郎と玉三郎のお顔のシワまではっきり見え、表情の動きがよくわかる席だったからこそ、
まるで、自分が透明人間になって、そっちの世界にいってしまったような・・・
はたまた、お座敷に居並ぶ腰元達の1人になったかのような・・・・夢心地

三月三日桜田門外の変前夜、旧暦三月は今の四月、庭の満開の桃の花に時節はずれの雪が降りかかる
豪華な雛人形が飾られたお静の方(玉三郎)の部屋。
45歳で凶刃に倒れた直弼にしては、ちと老けてるけど、それはそれこれはこれ


玉三郎の「傾城」は、衣装の豪華絢爛素晴らしさにうっとり。
それを着こなす玉三郎。
実際、吉原の太夫は身長165センチなければならなかったとか。
春爛漫の花魁道中に始まり、夏、秋、冬へと衣装も季節も恋も移り変わってゆく


真っ暗な場内、太鼓の音と共に幕が開く。
真っ暗な舞台にぼんやりと赤い提灯が左手から右手まで浮かんでいる。提灯にはうっすらと桜の模様。
私の大好きな世界観。
陰影礼賛。
吉原の花魁道中のシルエット
パッと明かりがついて、赤い衣装の玉三郎の花魁道中。
八文字を切って通り過ぎて行く。

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(写真はネットからお借りしました)

ふたたび、真っ暗。
明かりがつくと景色が変わり、舞台左手から右手に季節の花が描かれた襖。
紫陽花、立葵、牡丹、蕨、花ショウブ、桔梗、はぎ、女郎花、椿、ツワブキ…
中央に両腕を広げた傾城の後ろ姿。上体を反らせて斜め上を見上げた後ろ姿。紫に金の鳳凰の刺繍。金の羽にはターコイズブルーの模様。

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(写真はネットからお借りしました)

夏、秋の舞。打掛を脱いでこの姿で。
玉三郎が是非踊りたかったという八橋の舞。
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(写真はネットからお借りしました)


冬の場面では、花の襖が開き、真っ暗な夜空に雪が降りしきる背景。
黒の打掛をはおり、帰っていく間夫(恋人)を大門からはるかに見送る姿で、幕。
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「松浦の太鼓」は、忠臣蔵外伝。
吉良邸の隣、松浦家での、討ち入り前夜から翌朝の出来事を描いたもの。
大高源吾を愛之すが、宝井其角を左團次が、
松浦の殿様を染五郎がコミカルに演じました。

観劇弁当の方は…
お昼に弁松のお弁当をいただいて、たいらげていたので、夜は歌舞伎パンなるもので軽くすませました。
弁松
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歌舞伎パン
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実は前日からの偏頭痛に加えて喉も痛く、鎮痛剤を飲んでもイマイチ。なんとか歌舞伎が終わるまでもちますように、と願っていたのに、歌舞伎座に入った途端、嘘のようにスッキリと頭も喉も痛みが消えたのです。

人間の心の作用って、すごいなぁと実感。






by i-meisui | 2017-01-11 16:36 | 歌舞伎・舞台

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