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『イザベラ・バードの日本奥地紀行』(1/5)_a0185007_11323426.jpg


NHKの年末スペシャルドラマ『坂の上の雲』を一昨年に引き続き見て、

主人公の1人、モックン演じる秋山真之の白い海軍の軍服や紺のフロックコート姿に、

もう、うっとり、ほれぼれ016.gifしてしまい、

阿部寛演じる秋山好古の凛々しい馬上の姿に恋い焦がれて、

ああ、明治時代に生まれたかった・・・・・・と思う日々。(綾小路きみまろ風に)

なぁんて。


実は、私の夢は、プラスチックと電気のない日本に行ってみること。(不可能だけど)

明治時代に京都に来たイギリス人貴族の日記に、

京都は夕方暗くなると、どの家も玄関先の提灯に火を入れ、

家々の中から漏れる明かりが、障子越しにぼんやりと外を照らし、

それが路地奥まで、ずっと連なっており、

この世のものとは思われないほど幻想的な景色であった」
というようなことを書いている。


ああ、明治時代、できればそれ以前の日本を見てみたい!


そこで、日本人が書いた日本の記録ではなく、

外国人が見た日本を書いたものはないかと、探したのです。027.gif

  当時の日本を1つの点だと考えたら、

  当時のイギリス人から見た当時の日本と、

  現代の日本人からみた当時の日本への距離は

  ほぼ同じ長さになるのではないか、と思うのです。

この本は、明治11年に初めて日本に来て、

日本中を歩いて(また馬に乗って)旅したイギリス人女性

「イザベラ・バード」の紀行文です。

『日本奥地紀行』は、横浜に入港して関東から東北、北海道までの紀行文ですが、

この他に『日本紀行』もあります(これから探します)。

(その他、『日本奥地紀行』の解説本と、アメリカ人青年の日本滞在記も借りてみました)


実に面白い!

もう、読んでいる間は、明治時代にタイムスリップしているようです。

面白い部分は、おいおい書いていきたいと思います。

More 本文抜粋と感想その1
# by i-meisui | 2011-01-05 12:26 |

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by meisui momo