NHKの年末スペシャルドラマ『坂の上の雲』を一昨年に引き続き見て、
主人公の1人、モックン演じる秋山真之の白い海軍の軍服や紺のフロックコート姿に、
もう、うっとり、ほれぼれしてしまい、
阿部寛演じる秋山好古の凛々しい馬上の姿に恋い焦がれて、
ああ、明治時代に生まれたかった・・・・・・と思う日々。(綾小路きみまろ風に)
なぁんて。
実は、私の夢は、プラスチックと電気のない日本に行ってみること。(不可能だけど)
明治時代に京都に来たイギリス人貴族の日記に、
「京都は夕方暗くなると、どの家も玄関先の提灯に火を入れ、
家々の中から漏れる明かりが、障子越しにぼんやりと外を照らし、
それが路地奥まで、ずっと連なっており、
この世のものとは思われないほど幻想的な景色であった」というようなことを書いている。
ああ、明治時代、できればそれ以前の日本を見てみたい!
そこで、日本人が書いた日本の記録ではなく、
外国人が見た日本を書いたものはないかと、探したのです。
当時の日本を1つの点だと考えたら、
当時のイギリス人から見た当時の日本と、
現代の日本人からみた当時の日本への距離は
ほぼ同じ長さになるのではないか、と思うのです。
この本は、明治11年に初めて日本に来て、
日本中を歩いて(また馬に乗って)旅したイギリス人女性
「イザベラ・バード」の紀行文です。
『日本奥地紀行』は、横浜に入港して関東から東北、北海道までの紀行文ですが、
この他に『日本紀行』もあります(これから探します)。
(その他、『日本奥地紀行』の解説本と、アメリカ人青年の日本滞在記も借りてみました)
実に面白い!
もう、読んでいる間は、明治時代にタイムスリップしているようです。
面白い部分は、おいおい書いていきたいと思います。
More 本文抜粋と感想その1
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by i-meisui
| 2011-01-05 12:26
| 旅